自己満小説・閲覧注意
□海賊と海軍と買い物と
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後日、末っ子と親父の昼寝シーンを盗撮した写真が船内で出回っていたなんて僕達は知りもしなかった
犯人はすぐ近くにいたりいなかったりするようなのだが、・・・誰かは未だに不明である
白ひげ「シオ、サキと2人で買い物にでも行ってこい」
『随分唐突ですね。父さん「そうでもねぇよぃ」マルコ』
マルコ「もうじき俺たちの縄張りの島につく…家具やら何やら今のうちに揃えたほうがいいだろうなぃ」
「先輩と買い物!久々で楽しみです」
目をキラキラさせる後輩になんとも言えない顔をした僕がすかさず抱きついたことは言うまでもない
そうして可愛いうちの子の頭を撫でていたのが5時間前
そして、島についてさっそく買い物に行こうとした僕らを自然な動作で引き離し、さきちゃんをさらっていったエース達を見送ったのが今からおよそ2時間前
仕方なく1人で買い物に行こうかとため息をついていると、優しいうちの兄さん3人(サッチ、マルコ、ビスタ)が、買い物についてきて欲しいとの事なので、父さんにいるものがないか確認してから彼らについて行くことになった
「優しいサッチお兄さんが好きなものを買ってやる」と本人が言うので「悪いから」と遠慮すれば、何故かサッチにへこまれしまい困っていると様子を見かねたビスタが「甘えてみるのもいいのではないか」とフォローを入れる・・・確かにそうだ
僕も思うところがあったので「欲しいものがあったらお願いしたい」と申し出たところ「謙虚なやつめ〜っ」とぎゅうぎゅう抱きつきながら頬を擦り付けてきた…地味に痛いよ、兄さん
愛情表現の一つであることは何となく分かっていたのでサッチのされるがままにしていたのだが、それを見たマルコが額に青筋を立てた状態で彼を蹴飛ばし…そのままサッチとマルコの2人が喧嘩を始めてしまい
収まるまで見守ろうと優雅に紅茶を差し出すビスタにお礼を言って紅茶に舌鼓を打っていたのが今からちょうど1時間前
そして現在
ー迷子ー
(『何故に・・・?(兄さん達についていってたはずなのに…いつの間にはぐれたんだ???)』)
モブ(「お前見ねぇ顔だな。迷子かw」)
モブ(「ママのとこまで1人で帰れまちゅかー?」)
モブ(「傑作だなそりゃwギャーッハッハッ」)
(『(うわぁ…いかにもチンピラですって感じの人達きたー)』)(・・;)