青のエクソシスト
□救出そして覚醒
3ページ/4ページ
私はやはりという顔をして
『私の場合は…………実際に見て下さい
燐……ビックリしたらごめんな……』
そう言うと手を出して
《フワッ》
燐「うおぉぉぉ!?」
獅「・・・!Σ( ̄□ ̄;)時永お前……」
能力を使って燐を浮かせた
『私はエスパー……超能力者です……』
そう言って燐をおろした
『この超能力のおかげで小さい頃から周りに物凄く嫌われていました……』
雪男がすまなそうな顔をして
雪「すみません、誠さん……
兄さんを落ち着かせるために辛い事を話させてしまって……」
こう言うものだから私は雪男を指差して
『テレポート!……』
って小声で言った
するとさっきまで藤本さんの隣にいた雪男が私の目の前に現れる
雪「ぇえっ!!!あの、これは?」
多少パニックになりながら雪男は私に説明を求める
『あはは……そんなに驚かないでくれよ♪
今のは……』
長「……!……瞬間移動か!?」
『長友さん……御名答!さてと……雪男……
私が皆に昔の話をしたのは同情して欲しかった訳でも慰めて欲しかった訳でも無い……』
次の言葉を藤本さんが代弁した
獅「ただ、自分たちの事を理解して欲しかっただけ・・・だろ?」
『流石です。藤本神父……』
私はそう言って頷いた
雪「……すみません」ρ(・・、)
雪男がすまなそうに謝っているにも関わらず燐は
燐「そっか、そっか……んじゃぁ
誠俺達仲間だな♪」
嬉しそうに笑っている
空気読めよ……バカ燐……雪男が睨んでるぞ
そう思いながら私は自分のやろうとしている事を皆に教えた
『私は、命に変えても藤本さんや燐……雪男を助ける!
この力をフルに使ってな……
だから、これからもよろしく!』
そう言って今日も一日がおわる