自己満小説・閲覧注意

□プレゼント戦争
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どうも、現在進行形で兄達にプレゼントという名の巨大な布と綿の塊…もとい、ぬいぐるみを渡され真顔で急にどうしたと困惑している主人公の伊丹史織ことシオです
つい1時間ほど前に食料調達へ出た時に、小物を売っていたお店のショーウィンドウを見てボソっと『(さきちゃんぽくて)…可愛い』と呟いたのを聞き逃さなかったらしい。船に着いた直後、用事が出来たと言って姿を消した長男と四男はそれぞれ別の場所でぬいぐるみを買ってきたようで…(・・;) それらを手に部屋へ駆け込んできた時にお互い驚いていた。そうして買ってきたプレゼントを手に「可愛い妹への贈り物だ」と言って差し出してきたのが事の始まり…
ちなみに、サッチが買ってきたのはクリーム色のうさぎの巨大なぬいぐるみで尻尾がふさふさしている。チャームポイントは耳に着いているオレンジがかった黄色いリボン
サッチ「シオの寂しがり屋なトコがコイツにそっくりだと思ってよ」

一方のマルコは見ているだけでホッコリしそうなほど柔らかい表情のくまの巨大なぬいぐるみ
その大きな体に抱きついて寝たら気持ちがよさそうだ…チャームポイントは大きい体の割に小さくて可愛らしいモコモコの尻尾
マルコ「分かってないねぃ、サッチ。サキがいる傍ら日頃しっかりしてるが実は甘えんぼうな1面のあるシオにはクマが似合う」

そんな2つのぬいぐるみを目の前に"こっちの方が可愛いしシオに似合う!"と2人が言い合う姿を傍観しているところなのである・・・両方はダメなのか?

『んー…(どっちも好きなんだけどな)』 マルコ「クマだよぃ」 サッチ「いーや!うさぎだ」
『(とりあえず止めるか)あのさ、二人とも…』 サッチ「シオはどっちがいいんだ?」 マルコ「好きな方を選べよぃ」

聞いてないし( -"- )
同時にこちらを振り向いて尋ねる彼らに何を言っても無駄だろう…放っておくのも手だが、プレゼントを貰ってしまったとなれば話は別。相手の質問には答えなくてはならない
ただ言うだけでは効果が余りないだろうから、ここは貰ったぬいぐるみを両手で抱きしめて・・・見てるほうは気持ち悪いだろうけど兄さん達を止めるためだ。我慢してくれ
腹は括った・・・(( *`・ω´・)ゞ 白ひげ海賊団・四番隊副隊長…シオ   いざ、まいる


ープレゼント戦争ー

 〇 〇 /) /)
(『・・・どっちも』)(๑・㉨・๑(*-ω-*) *´ㅅ`)ぎゅ 
((「「ーーーーーー〜っ!?」」))(・ω・ )!
(『(あとひと押し…)だめ?』)
マルコ(「ダメなわけねぇよぃ」)
サッチ(「お前がいいってんならそれでいいんだよ…な!マルコ」)
マルコ(「よぃよぃ」)
(『兎も熊も同じくらい好き。マルコ、サッチ…二人ともありがとう』)
マルコ(「もう少しで傷が完治するんだろぃ?その前祝いにと思ってたんだが・・・気に入ってくれたようで何よりだよぃ」)
(『でも、コレ高かったでしょ?マルコもサッチも新しい仕事道具が欲しいって昨日言ってたよね?お金大丈夫?』)
サッチ(「可愛い妹のためだ。気にすんな・・・たまにはこういうのも良いもんだろ?」)
(『プレゼントも2人の気持ちも…凄く嬉しい』)
ジョズ(「シオ『はーい』入ってもいいか?」)
(『どうぞ〜』)
ジョズ(「マルコとサッチもいたんだな「「お、ジョズじゃねぇか/その手に持ってるのはなんだぃ?」」オヤジからシオに渡すよう頼まれたんだ。こっちは俺から…」)
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