自己満小説・閲覧注意

□エースと一緒、アラバスタ編
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『あっつ…(コート羽織ってて正解だった)』

ハロー、皆さん。一応主人公の伊丹史織です
僕は今父さんこと白ひげから渡されていたお金と用心のために得物である鎖鎌を持って砂漠のど真ん中にいます。砂は熱を吸収するので下はそんなに暑くない。その代わり照りつける日光が強く、少し露出しただけで皮膚が焼けて放っておくとのちに痛みが出てしまう…つまりは火傷するってこと
念のためにいつも羽織っているコートの前を閉めて、下はジーパンにショートブーツ。それから船を出る前に兄さんから渡された帽子をかぶっている
食べ物も水もなく、喉がカラカラだしお腹もすいてて半目状態
なぜほぼほぼ手ぶらで砂漠に佇んでいるのかと言うと


数日前・とある海域にて

白ひげ「アラバスタだぁ?」
マルコ「本気かよぃ、シオ」

目を丸くして尋ねてくるのは長男ことマルコ
彼は心配気な視線を送りつつも船長である白ひげの指示を仰ぐべくそちらに意識を向けた
当の本人はというとどっしり構えたまま許可を出すべきか悩んでいるご様子
まだ戦闘経験の少ない娘が旅に出たいというのだ、四皇といえども流石にそれは心配だろう
そんな彼らの様子を見ながら口を開いた

『うん「先輩、頼まれた通り着替えとお水カバンに詰めてきました〜」ありがとう、急に頼んで悪かったね』
「いいえ〜」

珍しい先輩からのお願いですから…可愛らしく笑いながらそう言う後輩の頭を撫でてカバンを肩にかける
その様子を見た白ひげが外出の許可を出し、マルコから向こうは暑いからと帽子を渡された

行ってきます!

元気よくそう告げて出かけようとしたら父さんに呼び止められて、またお金(結構な大金)を渡されたことは言わずもがな。皆にお土産を買って帰ろうと即決したことは秘密である


ー旅?いえいえ、旅行ですー

(『それじゃ、行ってきます』)
サッチ(「おいおい、まさか1人で行く気じゃねぇだろうな」)
(『?…ダメなの?』)
マルコ(「当たり前だろぃ。アラバスタは今内乱中だ…「そんな危険なところに可愛い妹が飛び込もうとしてるのを止めないやつはいねぇよ」何遮ってんだよぃ、フランスパン💢」)ゴスッ 
サッチ(「ってぇな💢何すんだよ」)ギャーギャー 
白ひげ(「グララララ…シオ、今のうちにエースでも連れて出ちまえ。ストライカーの準備は出来てるはずだ」)
(『はーい。あ、エース…「話は聞いてたぜ。掴まれ、シオ」あいさ!それじゃ、さきちゃんいい子にしててね』)
(「先輩、エースも気をつけて」)
(『ありがとー…!?』)ヒョイ… 
エース(「いくぜ」)ピョンッ
(『うおぉおお!?(急降下…からの着地)』)ドン
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