自己満小説・閲覧注意

□未来を変えたら海軍本部へ
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『やってきました!シャボンディー諸島』
「イエーイ!!」٩(๑>∀<๑)۶

どうも、シャボンディー諸島に観光に来ている白ひげ海賊団・四番隊副隊長のシオこと伊丹史織です
ついに、僕も賞金首となりました。僕の手配書はほかの人たちのとはちょっと違う
名前の下に書いてある文字は"ONLY ALIVE"・・・つまりは生け捕りのみ
兄さん達によると、どこからか僕らが異世界から来たという情報が漏れ、懸命に捜索されていたのだとか
海軍にいけば保護してもらえるということらしい…

そんな価値が僕にあるわけがないのになぁ

要項の内容をよく見てみれば小さな妹と2人事情があって乗せられている可能性ありとのこと
これは先日兄さん達と買い出しに行ってる時にばったり遭遇したクザンこと青キジあたりの仕業だろう…助けて貰った時のお礼を言ったら覚えてたのかと逆に驚かれたのは不思議でならないが、今は置いておくとして
どうみても動きの鈍そうな一般人である僕が海賊には見えなかったらしく、上にどうにか掛け合って生け捕りのみにしたということらしかった・・・海賊嫌いな冷徹な徹底主義者である赤犬とは一悶着あったに違いない

というわけで賞金首だとバレるとサキちゃん共々連れていかれる可能性も高いので、これから出かける時は軽く変装することになる  めんどいなぁ
あ、今回のお目付け役はマルコです。エースも連れてきたかったけど、無銭飲食は許せないのでお留守番
お金ないのに食べようとするのがいけない事なのは当たり前なんですけどね


マルコ「えらくご機嫌だねぃ」
「だって、来てみたかったんですもん!」 

ねー、先輩(*⌒▽⌒*)


ニコニコ笑いながら、話しかけてくるサキちゃん。そんな彼女に癒されつつ頭を撫でていると、何やらお目当てのものがあったらしく「いきましょー」とグイグイ腕を引く… 視線を辿った先にあるのは賑わった街並み
さまざまな露店がある中、真っ直ぐに前を向いて歩く彼女にはそれが見えていないのか声をかけられているにも関わらずズンズン先へと進んでいく様子を見て察した。お目当てはこの奥にあるらしい

子供のように目をキラキラさせて歩く彼女を微笑ましげに見つめる兄さんと顔を見合わせて笑ったことは言うまでもない

ーシャボンディーパークー

(「先輩、先輩…はやくいきましょ?」)
(『はいはい・・・マルコ、サキちゃんは名前を呼ばないから大丈夫だろうけど、バレると面倒だし僕らは偽名で呼びあった方がいい?』)
マルコ(「そうだねぃ…念のために変装はしてるが、万が一に備えて考えとくかなぃ」)
(「じゃあ、私が考えてもいーっすか?『「いいよ〜/あぁ」』お酒の名前なんですけど、先輩がキールでマルコはサイドカーっていうのどうっすか?」)
マルコ(「確か、最高の巡り会いといつも2人でだったかぃ?」)
(『カクテル言葉か』)
(「そうっす」)
(『それならサキちゃんはカンパリオレンジってとこかな?「先輩、意味は?」ん?』)
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