自己満小説・閲覧注意

□未来を変えたら海軍本部へ
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書類のお届けに行きます

モモンガ「本来であれば、海兵ではないお前に頼むことではないのだが・・・」
『寧ろ、なにかさせてもらえないと居候になっちゃいますから「すまないな」いえ、ダルメシアン中将ですね』
モモンガ「あぁ。なるべく早く終わらせるようにはするが、なにかあれば、おつるさんを頼りなさい」
『はい・・・モモンガさんもお気をつけて「ありがとう」いってらっしゃい』
モモンガ「フッ、あぁ。いってくる…」
『(ダルメシアン中将…たしか、お顔がワンちゃんのひとだな。あの人もお声がいいんだよなぁ)』



『失礼します。書類のお届けにk「見ない顔だな。名前と所属は…」キールです、センゴク元帥のお慈悲で船が直るまでの間お世話になっています』
ダルメシアン「あぁ、お前が…モモンガから話は聞いている。同じく中将のダルメシアンだ『こっちが急ぎの書類で、こっちは来週中だそうです。モモンガさんに急遽任務が入ったとのことで代わりにお届けに』そうか。わざわざすまなかったな」
『いえ…「ん?」・・・匂いますか?』すんすん
ダルメシアン「男と聞いていたが、女だな」
『匂い、ですね「あぁ」そうです。万が一のトラブル防止と、なにかあった際に男の姿の方が楽なので男装を』
ダルメシアン「・・・そうか。引き留めてしまってすまなかったな」
『いえ・・・そろそろ失礼します。持っていくものがあればお預かりしますが』
ダルメシアン「あー、ならこれを頼めるか?ストロベリーとツル中将だ、ここからあまり離れていないから、道が分からなくなったら聞きに来るといい」
『ありがとうございます』ぺこ
ダルメシアン「・・・」ポフ
『!「手を出す輩がいないとは言い切れないからな。気をつけろ」・・・はい』


『おつるさん、いますか?』コンコン
つる「あいてるよ『失礼します』こっちへお座り。書類を持ってきてくれたんだね、ありがとう」
『いえ…「おや…」ストロベリー中将(ここにいたのか。探す手間が省けたな)』
ストロベリー「数日ぶりだね『この間はご馳走様でした』いやいや、あれはうちの海兵が君に失礼な態度をとってしまったお詫びだ。そう気にしないでくれ」
『ありがとうございます「おや、アンタらが知り合いだったとは初耳だね」少し前に昼食をご馳走になりました』
ストロベリー「以前、キールくんが元帥への報告へ来た時、なにも知らぬ若い海兵に門前払いされていたところを目にしまして「数日前の門前の騒ぎはそういうことかい」えぇ・・・モモンガから話は伝え聞いていたので事情を説明し場を収めたのち、その詫びとして食事を」
つる「満足できたかい?『はい。とても美味しかったです』そりゃ、よかったね」
『あぁ、それと…ストロベリー中将、こちらドーベルマン中将からです』
ストロベリー「あぁ、この書類か。ありがとう、しっかりと預からせてもらうよ」
『では、僕はこの辺で…「お茶は飲んでいかないのかい?」そろそろ青キジさんがサボりそうですから、監視がてら釘を刺してきます。お茶はまたの機会に』
つる「そうかい。手間だとは思うが…クザンのこと、よろしく頼むよ」
『はい。おつるさん、また来ますね「では、私もここで」・・・失礼しました』パタム🚪


ストロベリー「戻るついでに途中まで送ろう『(ここで断るのは失礼か)ありがとうございます、ストロベリー中将』ハハ…君はやはり素直な子だ。どうか、そのまま真っ直ぐ育ってくれ」
『(今更、真っ直ぐも何もないんだけど)・・・善処します』
ストロベリー「あぁ、それと私もモモンガと同じように呼んではもらえないだろうか『じゃあ、ストロベリーさんとお呼びしますね』あぁ。なにかあれば遠慮なく相談しなさい。できる限り君の力になろう」
『心強いです「あーらら、こんなとこでデート?」違います。・・・クザンさんはサボりですね』がちゃん
クザン「ちょっ!?『執務室へ連行します』海牢石の手錠は無しでしょうよ」
『サボる人が悪いので。センゴクさんからも許可は下りていますから「見事だな」気配を消すのは得意なんです。未だに兄弟とのかくれんぼは負けなしなんですよ』
ストロベリー「君には諜報の才能があるかもしれないぞ『では、私はこれで』あぁ。ご苦労様」
『いきますよ、クザンさん』
クザン「へいへい」
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