自己満小説・閲覧注意
□赤髪海賊団と宴
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マルコ「シオ、ついたよぃ」
『んぅ…』(´-ω-`)スヤァ...
約束通り、船につくと同時に起こそうとしてくれる優しい長男はスヤスヤ眠る妹をみて起こすのを何度かためらった。それでも約束は守るべきだと判断したらしく、軽く揺すりながら起こしにかかる…が当の本人は起きる様子が全くない 爆睡だ
シャンクス「モビーに着いたぞ、ほら起きろ」
『んん・・・しゃんくす、うるさい』
ベックマン「クク…寝かせておいてやれ」
マルコ「仕方ないねぃ」
結局起こすのを諦めた彼は己の背ですやすや眠る妹を見て思わず頬が緩みそうになる。気合いでそれを抑え、いつものポーカーフェイスで再び歩き始めた・・・自身の隣である妹の部屋を目指して
扉を開けて中へ入ると買った荷物や購入済みの家具が運び込まれており、ベッドしかなくて殺風景だったそこが随分と賑やかになっている・・・物の配置等はサキの指示だろう
シオの好みを熟知しているのは自分たちの中で彼女だけ…そこらに何気なく置かれている人形は明らかにサキの趣味。自分がやりましたと言うようなそれはとても微笑ましい
後で褒めてやろうと思いながらスヤスヤ眠る妹をベッドへ下ろせば、眉間にシワを寄せ両手を広げて右に左にゆらゆらゆらゆら…簡単に言えば両手を空中でさ迷わせている状態
試しに手を握ってみると意外と強い力でベッドに引き込まれてしまう
突然の事にびっくりして固まっているマルコ
一方のシオはそんな長男に抱きつきながら爆睡中…これでは添い寝と言うより抱き枕だ
まだ仕事が残っているので体を起こして部屋に戻ろうとすると服を引っ張られ彼女の隣へ逆戻り・・・
どうにか放させようとするもののガッチリと握りこまれているので本人を起こさない限り解放されることは難しいようだ
仕事のことは諦めて服を握りしめた状態で安心しきったように眠りにつく妹を眺めつつ、誰かが呼びに来るまで自分も寝ることに…
起こしに来たのが誰なのか…それは次の話までのお楽しみ
ーお疲れモードー
(『にぃさ…にっひひっ』)(o´罒`o)Zzz
マルコ(「っ…//////(不意打ちは反則だよぃ)」)
(『んーーー〜』)(っ´>ω<))ω<`)ギュッ
マルコ(「フッ・・・仕方ないねぃ」)
(『すぴ〜』)(ृ ˘ ꒳ ˘ ृ )ुすやすや
マルコ(「・・・俺も寝るかなぃ」)
(『ん…あり?マルコ…「起きたかぃ?おはよぃ」おはよ???』)
マルコ(「シオに引きずり込まれたんだが…覚えてねぇのかよぃ」)
(『ありゃ、それはごめん。この前父さんたち一緒に寝た時にさきちゃん抱きしめながら父さんにくっついて寝てたらしくて…起きてそうそう苦情がきたよ』)
マルコ(「そういや、サキがジト目でシオのこと見てた事があったなぃ…その時か」)
(『うん。なんか息出来なくなって苦しかったって…』)
マルコ(「・・・よぃ(そりゃたぶん、お前の胸に顔が埋まって息出来なくなってたんじゃないのかぃ?)」)