onepiece
□自分が気付かないところで
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わたしがこの島で暮らし始めてから2年が経った。わたしの力が暴走する事はただの一度もなかった。安心していたら岬に海賊船が止まっているとのこと。また、いつもの通りに食糧を買っていくだけだろうと思っていたが来たのはわたしが待っていた一味だった。何故知っているかは聞かないでほしい。店主さんに挨拶をして海賊達を追いかけた。 ―― 岬に着くと船はもう出る直前で。 頑張って自分がだせる一番大きな声で 『わたしを仲間に入れて下さい!』 と言ったらちゃんと聞こえたようで、すぐに船長と思われる人が 「いいぞ!」と言ってくれた。 わたしは急いで船に乗った。