偽りの仮面
□episode 2
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『はぁぁぁぁぁ………』
歩き続けて30分。
疲れたぞコンチクショウ。
暗い。お腹空いたぁぁぁ。
『鯛焼き食べたいな……ん?』
遠くの方に看板がある。
『この先、月夜見(つきよみ)村……?』
確かに遠くに入り口見たいなのが見える。
あれが月夜見村なのか?
え、ちょー不気味なんですけどwwwwww
ガサガサガサガサ…………
『……………………what?』
ガサガサ?
後ろから音がする。
誰か人がいるのか?
『それとも………鯛焼きが私に会いたくなって来たのか?』←
私はスマホのライトで音のする方を照らす。
『ひっ………………!!?』
そこには顔の皮膚は剥がれ、手足はあり得ない方向に曲がり、右手には血がベットリ付いたナタを持った女がいた。
『や、ああっっ!!!!』
私は咄嗟に逃げる。
私は逃げる事に必死だったため、化け物の言葉は耳に入らなかった。
<ミツケタ………ミツケタゾ……>
(鯛焼きじゃなかったよおおおお)