偽りの仮面
□episode 1
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………………マジで首が痛い。
ヤバイ何これちょー痛い。
『いだだだだ…………お?』
首をさすりながら起きると夜の森の中にいた。
ん?
ど こ だ こ こ ?
『うえぇぇぇいっ!!?Wath!?』
あ、私発音いいな………じゃなくて!!
『どこやねーーん!?』
ちょっと待て落ち着け自分。
状況を理解するんだやれば出来るぞ自分。
えーー私の名前は姫宮さくら15才高校一年生で中学の時はバスケ部マネージャーしてて好きな食べ物は鯛焼きクリーム派とか言う奴マジ邪道マジ外道嫌いな食べ物はーーって
もういいか。
私はさっきまで自分の部屋にいたハズ。
明日単語テストだーーマジ死ぬって思いながら教科書開いて………。
んで気付いたらここにいた。
ま じ で !!?
『夢なわけ……ないか』
ここどこの森??見たことないんだけど。
『つか暗いな。今何時だ?』
私はポケットからスマホを取り出した。
ちなみに今は制服姿!!
『10時か………』
スマホと月明かりがるけどやっぱ暗いな……………。
『まっしゃーないか』
私はよっこらせと立ち上がる。
『じっとしててもしょうがないし、そこら辺見てきますか』
そうして私は暗い森の中を歩いていった。
(どうせなら楽しんで逝か…………行かないとね)