SAO オレとボクの道

□第9話 告白
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病院の屋上


『いい景色だな』


「でしょ?興治にもここからの景色を見てほしくて」


ふたりは景色を見ながら、先ほど売店で買ったおにぎりを食べていた。


『そういえば、さっきはどんな質問をしようとしてたんだ?』


「えっと……その……やっぱりいい/////」


『そう言われると気になるんだが……ちゃんと答えるから言ってみろ』


「え〜と……こ、恋人はい、いるの?/////」


『恋人?いないな』


「そ、そうなんだ。よかった(ボソッ)」


『ん?最後なんか言ったか?』


「え!?い、意外だねって言ったの/////」


『そうか?』


「だって……頼りになるし、優しいし、カッコイイから/////」


『ゆ、木綿季/////』


木綿季は真剣な目で興治を見ながら


「そんな興治がボク……ボクは……大好き!!//////」


『木綿季……/////』


「興治はボクのことす、好き?//////」


少しの間、静寂が流れる。


『ああ。お、オレも好きだ木綿季のことが/////』


「じゃ、じゃあ」


『こんなオレでよかったら付き合ってくれないか?/////』


「うん!!これからもよろしくね/////」


『ああ!!/////』


ふたりは握手を交わす。ALOで交わした握手とはまた別の意味を持った握手を……

こうしてふたりは晴れて恋人同士になった。





木綿季の病室に戻る途中


『次来た時はデートでもするか?』


「うん!!その時は倉橋先生に外出許可を頼んでみる」


To be continued
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