SAO オレとボクの道

□第8話 初対面
2ページ/2ページ

木綿季の病室に向かう途中


「そういえば、病院に帰ってすぐ木綿季くんに興治くんのことを伝えたら、大変驚いていましたよ」


『ゲームの友達が近くにいて、なおかつそれが自分の骨髄ドナーだったら驚きますよね』


「世間は広いようで狭いっていいますしね」


そうこうしているうちに木綿季の病室の前まで来た。


『この部屋に木綿季が……』


「では、入りましょう」


病室に入ると、車椅子に座って窓の外を見ている少女がいた。


「木綿季くん。彼が来ましたよ」


倉橋の言葉を聞き、車椅子ごと振り向く少女こと木綿季


『……』


「……」


しばらく興治と木綿季はお互いを見ていた。

すると、興治が


『初めまして。キョウこと沖田興治だ』


「初めまして!!ユウキこと紺野木綿季です!!」


こうしてふたりは現実で出会った。


To be continued
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ