SAO オレとボクの道
□第8話 初対面
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木綿季の病室に向かう途中
「そういえば、病院に帰ってすぐ木綿季くんに興治くんのことを伝えたら、大変驚いていましたよ」
『ゲームの友達が近くにいて、なおかつそれが自分の骨髄ドナーだったら驚きますよね』
「世間は広いようで狭いっていいますしね」
そうこうしているうちに木綿季の病室の前まで来た。
『この部屋に木綿季が……』
「では、入りましょう」
病室に入ると、車椅子に座って窓の外を見ている少女がいた。
「木綿季くん。彼が来ましたよ」
倉橋の言葉を聞き、車椅子ごと振り向く少女こと木綿季
『……』
「……」
しばらく興治と木綿季はお互いを見ていた。
すると、興治が
『初めまして。キョウこと沖田興治だ』
「初めまして!!ユウキこと紺野木綿季です!!」
こうしてふたりは現実で出会った。
To be continued