SAO オレとボクの道
□第2話 協力依頼
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『ほ、本気で言っているのか?』
「うん!」
『どうしてだ?』
キョウがユウキに聞こうとしたが、シウネーが
「私から説明します。こちらに座って下さい」
キョウはテーブルに座り話を聞く
シウネーによると、スリーピング・ナイツが活動できるのは春までであり
それまでに絶対に消えることのない思い出を作ろうとした。
ボスモンスターを倒せば第1層はじまりの街の黒鉄宮にある剣士の碑に名前が残る。それを思い出にしようとした。
しかし、スリーピング・ナイツ全員の名前を残すには1パーティだけでボスを倒さなければならない。複数パーティだとリーダーの名前しか碑に残らないからである。
『なるほど……だが、無謀すぎるな』
「そうだよね……じゃあ、この話は聞かなかったことに」
ユウキが暗い顔をする。
『誰も断るとは言っていないが?』
「え?じゃあ……」
『無謀だが、やってみる価値はある。引き受けよう』
「ありがとうキョウさん!」
キョウの言葉を聞いて、明るい顔になったユウキ
『オレのことはキョウと呼んでくれ』
「ボクもユウキでいいよ!」
こうして無謀とも思える挑戦に挑むスリーピング・ナイツとキョウであった。
To be continued