TOV 天を照らす銀河 最終章
□第70話 親友の娘
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リョウたちはクロームを倒した。
クローム「……見事です……あなたたちなら……救えるかもしれない」
ジュディス「クローム……」
クローム「あなたたちの……望むように……」
強い光とともに、クロームは聖核となった。
リタ「エステル……やりましょ」
エステル「……はい」
精霊化の術式が成功し、聖核から新たな精霊が現れた。
カロル「やった!」
リタ「眠ってる……」
エステル「ノームの時と同じですね」
精霊たちが姿を現し
ウンディーネ「また新たな同志が生まれたのじゃな」
イフリート「……時に凪ぎ、時に荒ぶ風を統べるものか」
ウンディーネ「ノームの時のようにエアルに侵されている訳ではない。程なく目覚めよう」
エステル「ありがとう、ウンディーネ」
精霊たちは姿を消した。
リョウ『デュークを止めてほしいってどういうことなんだ?』
パティ「目が覚めたら聞いてみるのじゃ」
リョウ『そうだな。じゃあ戻るか』