TOV 天を照らす銀河 最終章
□第62話 帰ってきた皇
2ページ/3ページ
翌日。三人は外を出て空を見上げる。
エステル「星喰み……なんなんでしょう、あれ」
ユーリ「さあな。けど災厄ってくらいだ。ロクなもんじゃねえのは確かだろう」
リョウ『でもそれ以上に厄介なのは魔王ディエドの方だ』
エステル「星喰みを操る……」
リョウ『そうだ。災厄を操るなんて厄介にも程があるぜ』
ユーリ「でもなんとかしねえと普通の生活は送れそうにねえな」
エステル「そうですね」
「ユーリ〜〜〜〜!」
突然ユーリを呼ぶ声が聞こえてきた。
ユーリ「ん?あれはパティとジュディス?」
パティとジュディスが近づいてきた。
パティ「ユーリもリョウも生きとったのじゃ!よかったのじゃ!」
ジュディス「エステル。迎えに来たわ」
エステル「リタは一緒じゃないのです?」
ジュディス「リタはアスピオで調べたことをまとめているわ。リョウ、早くリタに顔を見せてあげて」
リョウ『ああ。じゃあ、行こうぜ』
リョウたちはバウルに乗ってアスピオに向かった。