まどマギ後日談 平和な日常
□第4話 非リア充に春が来た!
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さやか(あれ?痛くも何ともない・・・・なんで?それよりなんか暖かいような)
土煙が充満する中、さやかはつむっていたまぶたを恐る恐る開けると
「大丈夫か?」
目の前に見知らぬ少年がいて、さやかはその少年から庇うように抱きしめられていた。
さやか「え?ええっ!?ど、どういう状況?//////」
パニックになるさやか
さやか(あれ?)
さやかは少年の傍にいる土色の人型の何かが鉄骨を受け止めていたのを見た。
さやか(これって、もしかしてスタンド?)
さやかがそう思っていると
「もしかしてどこか怪我したのか?」
さやか「え?だ、大丈夫・・・・」
「ならいいんだが、人が集まってきたな。面倒事になるのは御免だから、後は任せた」
さやかを放すと少年は去っていった。
さやか「え?ちょ、ちょっと」
まどか「さやかちゃん!」
いつの間にか土煙が晴れていて、まどかが駆け寄って来た。
まどか「大丈夫・・・・なの?」
さやか「え?ああ、全然大丈夫。あたしにはあたらなかったから」
まどか「よかった。さやかちゃんに何かあったらわたし・・・・」
まどかが泣きはじめていた。
さやか「な、泣かないでまどか、ほらこの通りピンピンしてるから」
この後、警察がやってきて色々聞かれたが、さやかは助けてくれた少年のことは話さなかった。
結局、カフェには行けずふたりとも家に帰った。