TOV 天を照らす銀河 第3章
□第56話 変わり果てた帝都
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御剣の階梯を目指し謁見の間に入ったリョウたち。すると、背後から
「ようやく来ましたね」
そこにはひとりの女性が
ジュディス「クリティア族!?いえ、あなたは確か……」
レイヴン「クローム……アレクセイの秘書か」
パティ「アレクセイの……ってことは!?」
リョウ『敵か?』
クローム「いいえ違います。……少なくとも今は」
ユーリ「引っかかる言い方だな。悪ぃが、こっちは急いでんだ。戦うか、でなきゃ後にしてくんねえかな」
クローム「誰がためにあなたたちは戦うのですか?」
カロル「え?」
クローム「あの哀れな娘のためですか」
リタ「哀れだとかあんたに言われる筋合いなんかない!」
リョウ『まったくだ。何が言いたい?』
クローム「あの人があなたたちに何を見たのか分かりませんが……。
あなたたちがあの人を止めてくれるのを願っています」
そう言い残してクロームは去っていった。
リタ「意味不明。ワケわかんないんだけど……」
カロル「アレクセイを止めて欲しいってこと?」
リョウ『それはできねえ話だな。ぶっ倒さないと気が済まねえ』
ユーリ「そう言うこった。行くぜ!」
To be continued