TOV 天を照らす銀河 第3章
□第48話 アレクセイを追って
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神殿内をしばらく進んで行くと封印が施されている扉を見つける。
パティ「なんなのじゃこれは?」
リタ「暗号化した術式を鍵として使った封印結界……?」
リョウ『厄介だな……俺とリタで解析しようとしても何時間かかるか……』
ひとりの男が近づく
リョウ『誰だ!ってデューク!?』
デューク「お前達か……満月の子はどうした?」
カロル「アレクセイがこの奥に連れ去られたんだ!」
デューク「そういうことか……」
デュークはそう言って封印されている扉に近づく
リタ「あんたなにするつもりよ」
デューク「この扉の先にいる満月の子を殺し、エアルクレーネを鎮める」
フレン「なんだって!?」
ユーリ「てめえ本気で言ってんのか!?エステルはオレ達の仲間だそんなことはさせねえ!!」
ユーリはデュークを睨み付ける。
デューク「……いいだろう。ならばフェローが認めたその覚悟のほど、見せてもらおう」
デュークはユーリの足元に剣を投げる。
デューク「宙の戒典(デインノモス)だ。エアルを鎮めることができるのはその剣だけだ。掲げて念じろ。そうすれば後は剣がやる」
そう言いデュークは去っていった。
ユーリは剣を掲げ、気合いを入れると光が立ちこめ、入口の封印が解かれる。
カロル「開いた……」
封印の先に進む。