鬼滅の刃 義手の屍
□第3話 螺旋、継子?になる
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蝶屋敷
螺旋『ここが蝶屋敷か・・・・思ってたより大きいな』
「サッサトハイルノデアリマス」
鎹鴉がまた螺旋の頭をつつく
螺旋『だからつつくな。えっと玄関は・・・・あった』
ガラガラガラ
螺旋『ごめんくださ〜い』
「は〜い」
玄関の扉を開けて中に入る。
すると、奥の方から螺旋と同い年ぐらいの蝶の髪飾りをした少女が来た。
螺旋『蟲柱の胡蝶しのぶさんはいますか?』
しのぶ「胡蝶しのぶは私ですけど?」
螺旋『薬を届けに来ました』
しのぶ「例の薬ですね。お疲れ様でした」
しのぶは螺旋から薬を受け取る。
螺旋『じゃあ、オレはこれで・・・・』
螺旋が帰ろうとすると
しのぶ「あなたはもしかして・・・・歯廻螺旋さん?」
螺旋『そうですけど。どうしてオレの名前を?』
しのぶ「隊士や柱の間で、日輪刀を使わず義手と鉄線だけで鬼を討っている強い隊士がいることで有名なんですよ」
螺旋『へえ〜そうなんですか。はじめて聞きました』
しのぶ「そうだ!いきなりですが私の継子になりませんか?」
螺旋『ええ!?本当にいきなりですね』
しのぶ「実は最近、蝶屋敷が人手不足で・・・・」
螺旋『つまり雑用が欲しいと・・・・』
しのぶ「そういうことです」
ニコッ
螺旋『でも、べつにオレじゃなくてもいいんじゃ?』
しのぶ「噂では、螺旋さんは昼夜問わず鬼を討っている程の体力を持っていると聞いたので。
それに、あなた程の実力なら他の柱の人が継子にする可能性もあるからその前にということです」
螺旋『そんなに評価してくれるとは・・・・。わかりました。オレ頑張ります!』
しのぶ「じゃあ、よろしくお願いしますね。部屋は後で案内しますね」
こうして螺旋は継子(という名の雑用)になった。
つづく