鬼滅の刃 義手の屍
□第2話 最終選別終了
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最終選別の七日後 早朝
最終選別の生き残った者が藤襲山の入口に集まっていた。
その中にいた炭治郎を螺旋は見つけた。
螺旋『お!炭治郎、生きてたか!』
炭治郎「螺旋か……なんとかな……」
螺旋『どうした?浮かない顔して』
炭治郎「いや、たった5人しか生き残れなかったと思うと……」
螺旋『確かにな、最初は20人ぐらいいたのに。オレが助けた奴はひとりもいないな。
まあ、オレの義手を見て逃げるようじゃ、この先も生き残れないだろうな』
炭治郎「……!そんな言い方!」
螺旋の発言に反応して、螺旋の左肩を掴む炭治郎。すると
炭治郎(なんだこの冷たさは?体温がない?これじゃまるで……)
螺旋の違和感に内心驚いていると
螺旋『炭治郎。今、オレたちにできることは死んだ奴の分まで鬼を討つことじゃないのか?』
炭治郎「あ、ああ……そうだな」
炭治郎は螺旋の左肩から手を離した。
その後、鎹鴉をつけられ、刀を作る玉鋼を選ぶことになった。
螺旋(適当でいいか……)
螺旋はあまり深く考えず玉鋼を選んだ。