TOZ 君がくれた名
□第6話 約束
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ルード達が旅立ち、しばらくして憑魔の群れと遭遇した。
「旋光連舞!!」
『魔神剣・烈!!』
アリーシャとルードは広範囲の技で憑魔を一気に倒す。
そしてふたりは背中合わせになり
「すごいなルード」
『アリーシャこそ』
しかし、憑魔はまだいる。
『一気にいくぞ!!』
「ああ!!」
戦いながらふたりの様子を見ていたロゼは
「いいコンビネーションね」
とつぶやくが
「よそ見しないで!!」
エドナに怒られた。
「ごめんごめん。こっちも片づけよっか」
しばらくして憑魔の群れはすべて浄化された。
『片づいたか……』
「災魔がいなくて幸いでした……」
ライラが言うとルードが
『憑魔と災魔は全然違うのか?』
「はい。災魔は私達天族の力をもってしても倒すことは困難です……」
『でも、俺は倒せたんだが……』
「それは……あなたには何か特別な力があるのでしょう……でも私には分かりません……それに倒せないわけではないのです」
『そうなのか』
「お〜い。ふたりとも置いてくよ〜」
遠くからロゼの声が聞こえた。
『すぐに行く』
ルード達はツォルガルデを封印した天族に会うため歩を進める。