まどマギ 希望の太陽
□第3話 魔法少女と魔女
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使い魔を倒したあと、久人、まどか、さやか、東雲はマミの家に招待された。
「キュウべえに選ばれた以上他人事とは言えないものね。魔法少女のこと説明しておくわ」
マミはおもむろに卵型の宝石を見せる。
『なんだこれ?』
「これはソウルジェム。魔法少女の魔力の源よ。キュウべえに選ばれた女の子が契約によって生み出す宝石なの」
「契約?」
さやかが尋ねるとキュウべえが
「そう、僕との契約によってソウルジェムを手にした者は魔女と戦う使命を課せられるんだ。でも、その代わりにひとつだけどんな願いでも僕が叶えてあげられるんだ」
「そうなの!でも、魔女ってなに?」
さやかが再び尋ねる。
「魔法少女は希望を振りまく存在。でも、その反対の魔女は絶望をまき散らす存在なんだ」
キュウべえが答え、続いてマミが
「魔女は常にあなた達が迷い込んだ結界に身を隠している。私と東雲君が助けにこなければ、どうなっていたか…」
「でも、九十九も迷い込んでいて、使い魔を倒していたのは驚いたね」
東雲が言う。
『俺の場合は迷い込んだというより、不穏な気配を感じたからな』
「気配?」
『ああ、その気配のする方へ行くと、結界だった。というわけだ』
「魔女の気配を察知したのかな?そんな人は君が初めてだよ」
キュウべえが関心していると、マミが
「鹿目さんと美樹さん。しばらく私と東雲君の魔女退治に付き合ってみない?」
「たしかに。魔法少女がどんなものか自分の目で確かめるのもいいかもね。それから魔法少女になるか考えればいいし」
東雲はマミの提案に賛成した。
「九十九君もどう?」
マミが久人に問う。
『俺は…遠慮しときます』
久人は断り。そして解散となった。