TOV 天を照らす銀河 第2章
□第22話 覚醒
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「今度こそ終わりだ!リョウ・ゲキショウ!」
リョウにダフィエルの刀が振り下ろされるその瞬間
ガキィィン
何かが刃を防いだ。リョウがまぶたを開ける。すると
『銀雪花…なんで…』
リョウの目の前には先ほど後ろに投げ捨てた銀雪花が宙に浮いてリョウを守るように刃を防いでいた。
「バカな!?太刀が勝手に移動して来ただと!?」
ダフィエルは驚愕し、一旦リョウから離れる。
すると、銀雪花は地面に落ちた。
『よく分かんねえけど、戦えってことか…』
リョウは銀雪花を拾い上げ、ダフィエルを睨む。
『リタに物騒なもん向けやがって…俺はてめえを許さねえ!』
リョウがそう言った途端リョウの身体が光はじめる。オーバーリミッツである。
さらに、銀雪花の刀身が炎をまとった。
『ぶっ飛べ!!炎王爆炎斬!!』
リョウはダフィエルに直進し背後へ移動した瞬間、ダフィエルの周囲が大爆発を起こした
「ガハッ!?バカな!?」
ダフィエルは上空へ吹き飛ばされ、地面に叩きつけられた。