SAO オレとボクの道

□第10話 デート
1ページ/2ページ

晴れて恋人同士になった興治と木綿季は、今日初めてのデートをすることになった。

木綿季の車椅子を押しながら興治は


『どこか行きたい所はあるか?木綿季?』


「それならボク、ファミレスに行きたい!」


『分かった』


ふたりは近くにあったファミレスに入った。




ファミレス店内


「うわあ〜どれもおいしそう」


木綿季は目を輝かせながらメニューを見ていた。


『好きなものを頼んでいいぞ』


「じゃ、じゃあこれ、ふたりで食べよ?」


『なになに……』


木綿季が指をさしたのは、ひとりでは食べきれそうにないほど巨大なジャンボパフェ


「ボク、こんな大きなパフェを食べるのが夢だったんだ」


『よし!じゃあ、ふたりで食べるか』


ジャンボパフェを注文し、しばらくして


「こちら特製ジャンボパフェになります」


『「おお〜」』


テーブルにジャンボパフェが運ばれた。


「いただきま〜す」


木綿季は早速、一口食べる。


「おいし〜」


『じゃあオレも』


「興治、食べさせてあげる/////」


パフェのアイスをすくったスプーンを木綿季は興治に向ける。


『それは恥かしいぞ/////』


「いいから。はい、あ〜ん/////」


『あ、あ〜ん/////』


パクッ


「どう?」


『甘くておいしいな/////』


お互いの顔が真っ赤になる。


「興治……ボク幸せ/////」


『オレもだ……木綿季/////』


ファミレスにいることを忘れて、甘い雰囲気を出しているふたりであった。





『次はどこに行きたい?』


ファミレスを出て次に行きたい場所を聞く興治。


「じゃあ、ボクの言う通りに進んで」


『まかせろ』
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ