SAO オレとボクの道
□第４話 ボス攻略
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スリーピング・ナイツ一行は無事にボス部屋に入ることができ
HPやMPを回復したりして準備をしていた。
「それにしても、いきなり天井が崩れてくるなんて」
「そうだね。少しずれていたら、アタシたちが下敷きか、足止め喰らっていたね」
「あの量の瓦礫では壊すのに時間がかかるでしょう」
「ワタクシたちついていますね」
「この機会を逃すわけにはいきませんね」
ジュン、ノリ、テッチ、タルケン、シウネーは先程起きたことを話しながら準備をしていた。
『よし。準備完了だ……ん？』
キョウはどこからか視線を感じた。しかし、すぐに視線の正体が分かった。
それはユウキだった。
「……」
ジーっとキョウを見るユウキ
『どうしたユウキ？準備はできたのか？』
「準備はもうできてる。ねえ、みんなが言ってるあれ、もしかしてキョウの仕業？」
あれとは先程のいきなり瓦礫が落ちてきたことだろう。
『さあ？なんのことやらさっぱりだ。でもどうしてそう思う？』
「だって瓦礫が落ちてきたことに全然驚いてなかったから」
『そうか？オレも十分驚いていたぞ』
「ウソだ。だって驚いた時の言葉棒読みだったよ」
『そんなことはない(棒読み)』
「ほらまた。ちょっとボクのことからかってるでしょ？」
『気のせいだ(棒読み)』
「またからかった！も〜」
『ユウキ。今大切なのはオレのことじゃなくてボスを倒すことだろう？』
「それは……そうだけど」
『じゃあこの話は終わりだ。みんな準備できたみたいだから行くとしよう』
「……分かった！」
ボスの部屋を進んでいると、開けた場所に出た。
そして、巨大な二つ頭を持つボスモンスターが現れた。
『いくぞ！みんな』
ボスとの戦いが始まった。