SAO オレとボクの道
□第3話 無謀な挑戦
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キョウがスリーピング・ナイツに協力することになった次の日
一行は迷宮区に入った。
『マップを見る限り結構広そうだな……ここでは飛行もできないのか。
できるだけモンスターの戦闘は避けて行こう』
ドドド……
そう言ったそばから前方からモンスター数匹が向かって来た。
するとジュンとテッチがモンスターに向かって行く
『お、おい』
キョウがふたりを呼び止めようとするが
「あのふたりなら大丈夫です」
シウネーが止める。
そして、いつの間にかジュンとテッチはモンスターを倒していた。
『瞬殺……』
ジュンとテッチだけではなく、他のメンバーもキョウの想像を遥かに超える強さを持っていて、どんどんモンスターを倒して進んで行く。
ボスの部屋に近づいた頃キョウは
〖オレって必要なのか……?〗
ふと、そう思ってしまい歩くスピードが遅くなった。
それに気付いたユウキが近づいて来て
「どうしたのキョウ?」
『オレがいなくてもよかったんじゃないか?』
「そんなことないよ!だってキョウの指示のおかげで少ない戦闘でボスまで行けそうなんだから」
『そう言ってもらえると助かる』
「ホントのことだもん!」
『……ありがとう』
「ふたりとも置いてくよ〜」
ノリに呼ばれた。
「行こうキョウ!」
『ああ』
ボスまでもう少し