SAO オレとボクの道

□第2話 協力依頼
1ページ/2ページ

新生アインクラッド27層 主街区ロンバール


『おい……どこまで連れていくつもりだ?』


「そうだ!ボクの仲間を紹介しないと」


〖聞いちゃいねえ……〗


ALO攻略最前線の街に半ば強引に連れてこられたキョウ。
そして、街の宿屋に入りユウキは5人のプレイヤーが座っているテーブルに向かい


「ただいま。みんな!」


「おかえりユウキ」


「見つかったの?」


「紹介するね。ボクのギルド<スリーピング・ナイツ>の仲間たち!
それでこのお兄さんが……そういえば名前聞いてなかったね」


ズコッ


スリーピング・ナイツのプレイヤーがズッコケる。


『キョウだ……』


自己紹介をするキョウ。


「ボクはジュン」


「テッチと言います」


「ワタクシはタルケンです」


「アタシはノリ」


「私はシウネーです」


「ボクが一応リーダーのユウキです!」


スリーピング・ナイツの自己紹介が終わった。


『で?オレを強引に連れてきた理由はなんだ?』


キョウはユウキに聞くが


「ボクなーんにも説明してなかった!」


ズコッ


スリーピング・ナイツのプレイヤーがまたズッコケる。


「ごめんねキョウさん。理由も言わず連れてきちゃって。
ボクより強い人を見つけたから嬉しくてつい」


それを聞いたジュンは


「え!?ユウキ負けたの?」


「うん」


次にシウネーが


「ではOSSを?」


「ううん。キョウさんは必要ないって。
こんなに強くて優しい人他にいないと思って連れてきたんだ。
で、改めてお願いします。ボクたちに手を貸してください!」


『手を貸す?』


「うん。ボクたちこの層のボスモンスターを倒したいんだ」


『ボスモンスター……一回しか倒せないヤツか』


「うん。ただ少し違うのは、ボクらとキョウさんの7人だけでボスを倒したいんだ」


『は……はぁぁぁぁぁぁぁ!?』


キョウは人生で一度も出したことのない大声で驚いた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ