ToLOVEる ふたりぼっち
□第2話 暗殺者
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和壱『これで頼まれた物は全部か?』
リト「ああ。ごめんな買い出しに付き合わせちゃって」
和壱『気にすんな。オレも暇だったし』
和壱とリトはマンガ家であるリトの父親に頼まれて、画材を買いに街に来ていた。
買い出しが終わり街を歩いていると、たい焼き屋が目に入る。
リト(今日、ザスティンが来るってララが言ってたな……。親父が世話になってるし、たい焼きでも買って帰るか)
和壱『どうした?リト?』
リト「ちょっと、たい焼き買って帰るわ」
リトはたい焼きを買った。
和壱『もぐもぐ……このたい焼きうまいな!』
リト「そうだな。ん?」
先程買った、たい焼きを食べていると、黒い服を着た長い金髪の少女がリトの持っているたい焼きをジッと見ていた。
和壱『あの女の子、たい焼きが欲しいんじゃないか?』
リト「そうかな?まあ、一応……」
リトは少女に近づき
リト「え……と。もしかしてコレいる?」
少女はリトからたい焼きをもらい食べた。
リト(あ、ホントに食べた)
金髪の少女「もぐもぐ……地球の食べ物は変わってますね……」
リト「へ?地球?」
少女はリトに顔を近づけ
少女「あなたを探していました。結城リト……」
リト「お、おい。ち、近い。な、何でオレの名前を?///////」
和壱『たい焼きあげただけで急展開か、モテモテだなリトは』
和壱がニヤニヤしながら見ていると、少女のある変化に気付く。
それは……少女の右手が刃物に変わっていることに……
和壱『リト!!あぶねぇ!!』
バキィ
リト「ぐへっ!?」
和壱はアドレイションでリトを吹き飛ばし、リトのいた場所に少女の刃物が空を切った。
和壱『てめぇ、何のつもりだ?』
和壱は少女をにらみつけるが、少女は一切表情を変えず
少女「スタンド使い……ですか?」
和壱『質問してんのはこっちだ!!』
少女「私はコードネーム”金色の闇”、暗殺者です」
和壱『暗殺者だと……』
金色の闇「ある方の依頼で結城リトを抹殺するようにと」
和壱『そうか……でもそれは無理な話だな』
金色の闇「?」
和壱『なぜならこのオレ黒乃和壱がおまえを止めるからだ!!親友の命はオレが守る!!』
金色の闇「その親友をどこかに吹き飛ばしたのはあなたですけど」
和壱『あ……やべ(汗)』
金色の闇「邪魔をするのなら容赦しませんよ」
和壱『やってみな!!』