TOV 天を照らす銀河 最終章
□第77話 暗殺者の最後
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古代都市 タルカロン
タルカロンに進入したリョウたち。周囲には巨大な術式が展開されている。
パティ「はえ〜」
ユーリ「すげえ、でかさだな」
カロル「まさに天まで届けって感じだね」
リョウ『こんなでかいのがアスピオの側に眠ってたとは衝撃だな』
フレン「あの周りに展開しているのが、生命力を吸収する術式だろうか」
リタ「……そうみたいね。まずいわ、結構早く組み上がってきてる」
レイヴン「あまり時間は残されてないってか」
パティ「いいことなのじゃ。時間が差し迫った方が人はやる気になるもんじゃ」
カロル「それはそうかもしれないけど、ボクらもやばいんじゃないの?」
ジュディス「確かに全ての人間ということなら影響があってもおかしくないけれど」
突如、エステルの身体が青い光を放つ。
ユーリ「エステル?」
エステル「精霊の力が……わたしたちを包んでくれています」
リタ「あの術式の力より精霊の力が勝っている間は大丈夫なようね」
リョウ『その間に頂上まで行こうぜ』
リョウたちは先に進む。