TOV 天を照らす銀河 最終章
□第76話 古代の塔へ
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夜が明け、リョウたちは街の中心部に集まった。
ユーリ「よく眠れたようだな」
エステル「はい」
カロル「もうぐっすり」
レイヴン「最初に来たときとはダンチで快適なベッドだったわ」
ジュディス「もうここは立派な街なのだから名前をつけないとね」
リタ「それならうちの名付け係の出番ね」
カロル「はいはいはい、手作り丸太の……」
リョウ『そのまんまじゃねぇか!』
リョウがカロルにツッコミをいれる。
エステル「ええと……雪解けの光って意味の……オルニオン、なんてどうです?」
そこにヨーデルとフレンが現れ
ヨーデル「オルニオン……いい名前ですね」
ユーリ「殿下のお墨付きだ。決まりだな」
リョウ『そうえば、これもできたぞ』
リョウはユーリに青い刀身の剣を渡す。
パティ「明星壱号じゃな?」
リタ「あたしとリョウが徹夜で作ったのよ」
ユーリ「剣としても悪くないな」
レイヴン「さしずめ、リタっちとリョウ君の愛の結晶ね♪」
リタ「ファイアボール!/////」
リョウ『魔神剣!////』
レイヴン「ぎゃぁぁぁぁぁ」
吹き飛ぶレイヴン
ジュディス「バカね……」
パティ「バカじゃの……」
カロル「そ、それじゃ、明星壱号改め、明星弐号だね♪」
リタ「もう、なんでもいいわよ……」
フレン「魔導器ネットワークの構築は我々に任せてくれ」
ソディア「……いえ、隊長も彼らと共に行ってください」
フレン「ソディア!?」
ソディア「何があるか分かりません。彼らには隊長の助けがいるはずです」
フレン「騎士団は魔導器のことで人々を説得する任務もあるんだぞ」
ソディア「分かっています。人々の協力なくして成功しない。肝に銘じています」
ウィチル「大丈夫です。僕だっているんですから」
フレン「……分かった。ただしソディア、ウィチル。たとえ別々に行動していても僕たちは仲間だ。それだけは忘れないでくれ」
ソディア「……はい!」
ウィチル「はい!」
ヨーデル「エステリーゼ、それにみなさんも気をつけて」
リョウたちは街の出口で一旦立ち止まり。
リョウ『俺たちは俺たちの仕事をするぞ!カロル、締めの一言』
カロル「うん。みんな!絶対成功させるよ!凛々の明星、出発!」
そして、タルカロンへ向かった。
To be continued