TOV 天を照らす銀河 最終章
□第74話 希望に燃える街
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ユニオンからハリー、戦士の殿堂からはナッツが来ることで話がついた。
フレンたちのもとに戻ると、野原だった場所に建物がいくつも建っていた。
ユーリ「……すげえな、もうこんなに……」
エステル「短期間で街がここまで……信じられません」
リョウ『改めて、人の力ってすげえな』
カロル「みんなで力を合わせたらこんなことさえできちゃうんだね」
フレンとカウフマンがリョウたちの前にやってきた。
カウフマン「どう?お気に召して?」
ユーリ「正直、脱帽だ」
フレン「ユーリ、どうだい?そっちの方は」
ユーリ「ああ。話つけてきた。あとは殿下の都合がついたら迎えに行くと伝えてある」
フレン「わかった。殿下にも連絡がついたよ。来ていただける事になった。船でこちらに向かわれている」
ジュディス「まぁ、のんびり屋さんね。バウルにお願いして連れてくるわ。ハリーもナッツも、ね」
ユーリ「いいのか?バウル怒るんじゃないか?」
ジュディス「一刻を争うんでしょう?バウルもわかってくれるわ」
フレン「そうしてもらえると助かる」
ジュディスはバウルのもとへ向かった。
リョウ『もう時間は残されてない……』
エステル「ついに世界の首脳陣が集まるのですね」
カロル「あとはわかってもらえるかどうかだね」
パティ「とことん話し合ってそれでもダメなら、殴り合いなのじゃ」
リョウ『大丈夫、分かってくれるさ』
ユーリ「ああ」