TOV 天を照らす銀河 最終章
□第68話 フェローの決意
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バウルに乗ったリョウたちは始祖の隷長を探し始める。
エステル「輝ける森エレアルーミン、世界の根たるレレウィーゼ……」
リョウ『どれも聞いたことがないな』
ジュディス「バウルは知ってるそうよ。ただ……」
ユーリ「?」
ジュディス「教えるのをためらってる。聖核は始祖の隷長の死を引き換えに得られるものだから」
リョウ『精霊に生まれ変わるとは言え、死は免れないからな……』
ユーリ「バウル、聞いてくれ。オレたちは世界を護りたい。けど、そのために誰かを犠牲にしていいなんて思っていない。一方的に始祖の隷長から聖核を奪う真似はしない」
エステル「お願いします。バウル」
ユーリ「頼む。教えてくれ始祖の隷長の居るところを」
ジュディス「……エレアルーミンはトルビキア大陸の北東部。レレウィーゼはウェケア大陸……だそうよ」
エステル「ありがとう。バウル」
リョウ『行く順番はどうする?』
ユーリ「まずはフェローのいるコゴール砂漠へ行こう」
パティ「……いつまでも先送りにしとく訳にもいかんの」
リョウ『ん?なんか言ったかパティ?』
パティ「な、なんでもないのじゃ」
リョウ『?』