TOV 天を照らす銀河 最終章
□第67話 襲い来る星喰み
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ノードポリカを去ろうとすると
レイヴン「にしても、あの化け物……。戦士の殿堂の手練れ太刀打ちできてなかったな。どうにも解せないねぇ」
カロル「ボクらは倒せたのにね」
リョウ『精霊の力なのか?』
リタ「星喰みがエアルに近いってんなら精霊の力が影響した可能性はあるわね」
ユーリ「あと三体そろえばもっと対抗できるってことか?」
リタ「エアルを抑えるだけなら、属性そろえば十分だろうけど、星喰みにはなんとも言えないわ」
レイヴン「聖核もそこら辺に転がってるもんじゃないしなあ」
エステル「始祖の隷長も、もう数少ないみたいですし……」
ユーリ「……なあ、世界に存在する魔導器って相当な数だよな」
エステル「そうですね。魔導器はわたしたちの生活に欠かせないものですから」
ユーリ「魔核って聖核のカケラでできてるってことだよな。だったら、もし精霊四体で足りないんなら、世界中の魔核を精霊に変えたらいいんじゃないか?」
リョウ『それはいい方法……と言いたいところだけど』
カロル「……もしユーリの言った方法が実現したとして……そしたら魔導器は全部使えなくなっちゃわない?」
レイヴン「魔核がなくなるわけだからそうなるわな」
エステル「どんな世の中になってしまうんでしょう?」
リョウ『結界による安全はなくなり、生活も不便になる。嫌がる奴は大勢いるだろうな』
ユーリ「それでもやらなきゃ……たとえ仲間以外の誰にも理解されなかったとしても」
リョウ『まずは四属性の精霊を生み出すことからしようぜ』
パティ「じゃの。先のことはそれからでも考えられるのじゃ」
カロル「バウルが始祖の隷長のいる場所を知ってるんだよね」
ユーリ「ああ、船に戻って聞いてみよう」
To be continued