TOZ 君がくれた名
□第7話 消滅
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『うーん……朝か』
次の日、ルードが起きると、もうすでにルード以外は起きており
朝食の準備をしていた。するとロゼが
「おはよ〜ルード」
『おはようロゼ。アリーシャは?』
「アリーシャなら向こうにいるけど」
『分かった』
ルードはアリーシャの元へ向かう。
『アリーシャ、おはよう』
「ルード、おはよう。いい朝だな」
『ああ』
少しの間見つめ合うルードとアリーシャ。
「ふふふっ」
『はははっ』
自然と笑い合うふたり。
「何をしているの?ふたりとも」
突然エドナが話しかけてきた。
「エ、エドナ様!こ、これはその……/////」
慌てるアリーシャにエドナは
「怪しいわね……昨晩なにかあったんじゃ?」
「(エドナ様鋭い!)い、いえなにも……/////」
アリーシャは昨晩の事を隠すが、ルードは
『アリーシャ、別に隠さなくてもいいんじゃないか?そのうち話すことだし』
「そ、そうだな/////」
朝食のあと、ロゼ、ライラ、エドナに昨晩の事……アリーシャがルードに告白し、恋人同士になった事を話した。三人は驚きつつも祝福してくれた。
そして再びルード達は歩を進める。