TOZ 君がくれた名
□第4話 迫る災厄
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ルードが化け物を倒したあと、ルードはアリーシャ邸のとある部屋の前で立っていた。
「ルード。入ってくれ」
扉の向こうからアリーシャの声がした。ルードは扉を開け、部屋に入る。
アリーシャはベッドから上半身を起こしていた。
『大丈夫か?アリーシャ?』
「ああ。たいしたケガじゃない。でも君が助けてくれなかったらどうなっていたか……本当にありがとう」
『いや、俺は、その……/////』
照れるルード。
「ところでルード。君はいままでどこにいたんだ?」
『それが覚えてないんだ。ただアリーシャの声が聞こえて……気がついたらアリーシャの前に立っていたんだ』
「そうか……」
アリーシャは立ち上がりルードの前に来る。
『アリーシャ?』
「会いたかった……//////」
アリーシャはルードに抱きつく。
『お、おいアリーシャ/////』
いきなりのことで慌てるルード。アリーシャは泣きながら
「君が死んだのではないかとずっと思っていた……でもよかった……また会えて」
『アリーシャ……』
ルードがアリーシャを抱きしめようとしたその時