まどマギ後日談 平和な日常

□第5話 運命ってあるんだよ
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見滝原中学校 2年生の教室


さやか「はぁ〜」

大きくため息をつくさやか

久人『美樹のやつ、ため息ついてるけど』

ほむら「さやかにしては珍しいわね」

東雲「なんか元気もないね」

杏子「なんかあったのか?」

久人達が遠くからさやかを心配していると

まどか「実はね昨日・・・・」

まどかが昨日、さやかの頭上に鉄骨が落ちてきたことと
さやかを助けた少年のことを話した。

久人『そんなことがあったのか!』

杏子「でも無傷だったんだろ?なんで元気がないのさ」

東雲「やっぱりどこか怪我しているんじゃ・・・・」

ほむら「本人に聞いた方が早いと思うのだけれど」

というわけでさやか本人に聞いてみることにした。

まどか「さやかちゃん、やっぱり昨日のことでどこか怪我したの?」

さやか「えっ?いや全然大丈夫だから!」

杏子「にしては元気ないじゃんか」

さやか「実は・・・・助けてくれたやつの顔が頭から離れなくて/////」

東雲「へ?それって・・・・」

さやか「あいつの顔を思い出すたび胸が苦しくて、ドキドキが止まらないの////」

久人『そりゃあもう・・・・』

さやか「うん。分かってる。あたしを助けてくれたあいつのことが好きになったの////」

ほむら「なるほど。その人の手がかりは何かないの?」

さやか「名前言わなかったし、あたしも名前を聞きそびれて・・・・あ!」

久人『なんか思い出したか?』

さやか「スタンド!スタンド使いだった!」

久人『え?美樹は今もスタンドが見えるのか?』

さやか「うん。元、とはいえ魔法少女だったからか今でもスタンドは見えるの」

東雲「でも、僕の知ってるスタンド使いは九十九だけだし」

久人『俺はスタンド使いならたくさん知ってるが、全員俺の故郷の杜王町にいるからな』

さやか「そっか、結局分からずじまいか・・・・」

杏子「なあ、承太郎なら何か知ってるんじゃないのか?」

まどか「承太郎さんってまだいるのかな?」

久人『当分、見滝原にいるって言ってたけど』

ほむら「それなら承太郎さんに聞いた方がいいんじゃないかしら?」

さやか「そうね!なんか希望が見えてきた!」

先生「みなさーん。ホームルームはじめますよ。席に着いてください」

いつの間にかチャイムが鳴り、久人達は席に戻った。
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