TOV 天を照らす銀河 第3章

□第60話 激昂の戦い
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リョウ『きやがれダフィエル!俺はてめえを許さねえ!』

ダフィエル「斬滅してくれる!」

リョウの銀雪花とダフィエルの刀がぶつかり合う。
ダフィエルがリョウから距離を取り、姿が消えた。

リョウ『同じ手が何度も通用すると思うな!』

突然現れた刃を受け止める。
そしてダフィエルの腹部に蹴りを入れた。

ダフィエル「ぐっ」

リョウ『鬼炎連斬!!』

ダフィエルがひるんだ隙に炎の連続斬りを叩き込む。

リョウ『まだまだ!』

ダフィエル「調子に乗るな!!」

追撃をしようとしたリョウをダフィエルはオーバーリミッツで吹き飛ばす。

ダフィエル「これで終わりだ……」

ダフィエルの刀に黒いオーラが纏う。
リョウに接近し

ダフィエル「私の前から消え去れ!凶王斬滅刃!!」

黒い斬撃とかまいたちがリョウを切り刻む。

リョウ『ぐああああああああ!!』

リョウはその場に倒れる。

ダフィエル「終わったか……『まだだ……』「なに!?」

ボロボロになりながらもリョウは立ち上がった。

リョウ『そんな攻撃で俺が死ぬと思ったか?』

ダフィエル「ならばとどめをさすまでだ!」

ダフィエルの刀がリョウの腹部を貫いた……はずだった。

ダフィエル(なんだ?貫いた感触がない!?)

刀を引き抜くと、リョウの体が光はじめた。
そしてみるみるうちに体中の傷が塞がっていく。

ダフィエル「なんだそれは!?」

リョウ『光子化(フォトンか)、銀河の皇の能力だ』

ダフィエル「それがどうした!?」

ダフィエルは何度もリョウを斬るが、リョウには傷ひとつつかない。

リョウ『今の俺は光そのものだ。光を斬ることなどできない!』

ダフィエル「ぐっ」

リョウ『銀河刃・斬光!!』

リョウは銀雪花を振り下ろす。
ダフィエルは刀で受け止めるが……

バキィィン

刀は折れ、銀雪花はダフィエルを切り裂いた。

ダフィエル「バカな……この私が……アレクセイ様……申し訳……ありま……」

ダフィエルは倒れ、息絶えた。

リョウ『勝った……』
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