TOV 天を照らす銀河 第3章

□第52話 悲痛な叫び
1ページ/3ページ

ヘラクレスを停止させたリョウたちはバウルに乗ってザーフィアスに向かっている。
しばらくしてザーフィアスが見えてきた。

カロル「見えた!帝都だ!……あれ?」

レイヴン「おいおい!結界がないぜ」

リョウ『アレクセイの野郎の仕業か』

ジュディス「このまま行くわよ?」

ユーリ「頼む」

リタ「エステル、どこにいるの?」

しばし空を漂っていると城の頂上部にいるアレクセイとエステルを見つけた。

リョウ『あそこだ!』

リタ「エステル!」

レイヴン「アレクセイもいやがる」

ユーリ「ジュディ、近づけてくれ!」

エステルに近づきユーリはフィエルティア号から身を乗り出す。

ユーリ「エステル!!」

エステル「ユーリ……みんな……きゃあぁぁぁぁ」

力を行使され、叫び声を上げるエステル

リタ「エステル!!」

リョウ『アレクセイ!!』

エステル「いや!力が抑えられない!怖い!」

ユーリ「弱気になるな!エステル!今助けてやる!」

ユーリはエステル目がけて船から飛び降り、エステルは手を伸ばすがアレクセイによって力を発動され、ユーリは船へ吹き飛ばされてしまう。

リョウ『ユーリ!!』

ユーリ「エステル……」

エステル「これ以上……誰かを傷つける前に……お願い……」

エステルは泣きながら

エステル「殺して」

アレクセイが再びエステルの力を行使する。猛烈な風が巻き起こり、リョウたちはバウルごと吹き飛ばされた。

ユーリ「エステル!!」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ