TOV 天を照らす銀河 第3章

□第48話 アレクセイを追って
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バウルに乗り、アレクセイを追うリョウ達。
バクティオン神殿に近づいた時、巨大な要塞が大空を飛び回る魔物を攻撃しているのが目にはいった。

リョウ『なんだあのばかでかいのは?』

フレン「移動要塞ヘラクレス……!」

ユーリ「アレクセイが呼び寄せたのか」

攻撃されていた魔物は山に開いた穴に逃げ込む。

ジュディス「あれは始祖の隷長アスタル……アレクセイはまだ聖核を狙っているのね」

リョウ『あそこにエステルとアレクセイが……急ごう!』

リョウ達はバウルから降りてバクティオン神殿へ向かう。
神殿の入口で見たものはアレクセイと騎士団そして、球体に閉じ込められたエステルだった。

ユーリ「アレクセイ!」

アレクセイ「イエガーめ。雑魚の始末も出来ぬほど腑抜けたか」

リョウ『エステルを返しやがれ!』

リタ「エステル、目を覚まして!」

アレクセイ「よかろう」

アレクセイが手にした石を掲げると、球体内に電撃が走る。

エステル「うあ!あ……あああ!!」

エステルから衝撃波が放たれ、リョウ達が吹き飛ばされる。

エステル「ユーリ!みんな!う……あ……」

アレクセイ「このとおり、何の補助なしに力をつかえば姫の生命力が削られる。
諸君も姫のことを思うならこれ以上邪魔をしないことだ。くくく……」

リョウ『くそ……野郎が……』

リョウの意識はそこで途切れた。

リタ「……リョウ!しっかりして!」

リョウ『ん?リタ……?俺達、生きてる?』

リョウが目を覚ますとソディアとウィチルそしてフレン隊がいた。

リョウ『助けられたってことか』

カロル「フレンとパティは神殿の中に入って行っちゃった。ボク達も急ごう」

リョウ『ああ、エステルを助けるぞ!』

リョウ達も神殿の中に入る。
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