TOV 天を照らす銀河 第2章
□第39話 漂流のち
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フィエルティア号の駆動魔導器がジュディスに壊され漂流を余儀なくされたリョウ達。
リョウはレイヴンとハリーのもとに向かう。
レイヴン「あれ?リョウ君。リタっちのお手伝いしなくていいの?」
リョウ『あいつ今機嫌が悪くてさ、ひとりで駆動魔導器の調整するって』
レイヴン「そりゃそうよね」
リョウ『にしても、ドンの孫だっけ?一体どうなってるんだ?』
レイヴン「このバカが、海凶の爪に偽情報掴まされて先走っちまったのよ」
リョウ『海凶の爪に?』
ハリー「ドンの盟友が魔物に捕まってるって聞けば、助けなきゃって思うだろ。
しかも、その魔物が聖核を持っていると言われたら……」
リョウ『捕まってるってベリウスが?』
レイヴン「海凶の爪がそう言ったそうよ。で、魔狩りの剣の手を借りて、魔物を退治しに来たってこと」
リョウ『実際はその魔物がベリウスで、聖核は手に入ったけど、助けなきゃいけない相手は死んだ』
ハリー「だってよぉ……」
レイヴン「とにかくハリーはドンのところに連れて行くわ」
リョウ『わかった』
翌日、リョウ達が甲板で話し合った結果、全員ダングレストへ行くことになった。