TOV 天を照らす銀河 第2章
□第33話 エアル噴く洞穴
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ラーギィを追ってノードポリカを出て、西の洞窟にやってきたリョウ達。
リョウ『ここを進んだのか?』
カロル「ここはカドスの喉笛って言われる洞窟で、プテロプスって強い魔物がいる危険なとこなんだよ」
ジュディス「それを知らなくて進んで行ったのかしら」
ラピード「ワン!」
ラピードが物陰に潜んでいたラーギィを見つけ出す。
ラーギィ「あわわわ……は、はなしてください」
リョウ『隠れてやり過ごすつもりだったんだな。とりあえず箱を返しな』
ラーギィ「ししし、仕方ないですね」
ラーギィがそう言うと、赤眼の男達が現れる。
エステル「海凶の爪!?」
リョウ『な、なんでだ?』
リョウ達は赤眼を撃退したが、すでにラーギィの姿はなかった。
ユーリ「遺構の門と海凶の爪はつながってたってところか」
リョウ〖じゃあ、ラーギィはもしかして……〗
リョウはラーギィを追いかけようとする。
カロル「待って、リョウ!危ないってば」
リョウ『追わないと逃げられちまう。箱も取り返さなきゃいけないし、あとラーギィに聞きたいことができた』
カロル「わ、わかったよ、ボク達も行くよ」