フリー短編夢小説
□過去拍手文
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それぞれの七夕 TOV リョウとリタの場合
『きれいだな〜』
「そうね」
今日は七夕。リョウとリタは家の外で満天の星空を座って見ている。
『あれが天の川であれが織姫と彦星か……』
「織姫と彦星って七夕の時にしか会えないのよね?」
『そうそう。俺だったら耐えられねえな……』
「どういうこと?」
『恋人と一年に一回しか会えないことだよ。俺はリタとはずっと一緒にいたいからな』
「い、いきなり何言ってんのよ//////」
リタの顔がトマトのように真っ赤になる。
『嫌か?』
「そんなわけないわよ……あたしだってリョウとはずっと一緒がいい//////」
『リタ……/////』
ギュッ
リョウはリタを抱き寄せる。
「リョウ……//////」
お互いの存在を確かめ合うふたり。しばらくしてリョウが
『負けねえからな』
「誰によ?」
『織姫と彦星だ。あのふたりに負けないくらいの恋人、いや夫婦になってやる////』
「バカっぽい……でも、そんなリョウがあたしは好き/////」
満天の星空の下ふたりはキスをした。
End