TOV 天を照らす銀河 第2章

□第40話 背徳の館
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ダフィエル「この前は不覚を取ったが、今度は必ず貴様を殺す!」

ダフィエルがリョウに向かって来る。

リョウ『魔神剣!』

ダフィエル「冥王剣!」

衝撃波と黒い衝撃波がぶつかり相殺する。

ダフィエル「斬滅刃!!」

リョウ『鬼炎斬!!』

ガキィン

黒いオーラを纏ったダフィエルの刀と炎を纏った銀雪花が交わる。

ダフィエルは一旦離れ

ダフィエル「少しはやるようだな」

リョウ『なぜ俺の命を狙っている?』

ダフィエル「貴様の存在はあのお方の障害になる。ただそれだけだ」

リョウ『あのお方?』

ダフィエル「……時間切れか。まあいいすべては順調に進んでいる」

ダフィエルは刀を収め、走り去った。
次に館の方からドンが走ってきた。

ドン「おめえは……銀雪花の坊主じゃねえか」

リョウ『ドン、ユーリ達に会わなかったか?』

ドン「ユーリなら、時間稼ぎしてもらっている」

リョウ『時間稼ぎ?』

ドン「わるいな。話してる暇はねえんだ。ダングレストへ戻らなきゃならねえ」

リョウ『分かった。俺達も後で追いかける』

ドンが去ったあとしばらくして、ユーリ達がやって来た。

リタ「リョウ!大丈夫?」

リョウ『ああ、大丈夫だ。ダフィエルの野郎、時間切れって言ってあっさり去っていったからな』

ユーリ「大丈夫なら俺達もダングレストへ戻ろう。いやな予感がする」

こうしてリョウ達は背徳の館を後にした。

To be continued
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