TOV 天を照らす銀河 第1章

□第7話 襲撃
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「ファイアボール!!」


「なに!?」


どこからか現れた火の玉がダフィエルに直撃し、後退する。


「リョウ!」


『リ、リタ…』


リョウを助けたのはリタだった。そしてその後ろから


「リョウ大丈夫か!」


「た、助けに来たよ!」


「!?ひどいケガ!」


「ワンッ!」


ユーリ、カロル、エステル、ラピードが現れた。


『みんな…』


すると、ダフィエルはユーリ達をみて


「ここは一旦退くとする…私の目的はリョウ・ゲキショウの斬滅…だが!!私の邪魔をするのなら誰であろうと容赦はしない!!」


そう言い残しダフィエルは森の奥へ消えていった。


「まちやが…『追うな!ユーリ!』


ユーリは追いかけようとしたが、それを止める
リョウ。


『あの男はやばい…追いついたとしても殺されるだけだ』


「…分かった。」


「とりあえず。ケガの手当てを」


エステルはリョウに治癒術をかける。


「リョウ、あんたねぇ…」


「リタ、言いたいことは分かるがそれは後だ」


「分かったわ…」


リタが何か言いたそうだったがユーリが止める。


「ねぇ、あの人はいったい…」


カロルが尋ねる。


『ダフィエル・ハーヴェストって言ってたな…あいつ、俺のことを知っていた…しかも、過去にも俺を殺そうとしたかもしれない…』


「「「「えっ!!」」」」


『でも、今は何も思い出せないんだ』


「とりあえず、今日はもう寝ろ。じゃないと傷も癒えねぇぞ」


『ああ、分かった』


「リョウ、明日覚悟しときなさい」


『へ?』


次の日、勝手にキャンプから離れたことをみんな(特にリタ)から叱られた。


To be continued
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