*空回りの運命線

□ミツバ姉
3ページ/5ページ




すぐさま総悟は刀を抜いた


『総悟。攻撃しちゃだめ』


総悟は、その言葉に驚いた様にコチラを向く
そんな総悟に合図する様に、ミツバ姉のお墓をチロッと見た

すると、分かった様に刀を腰に戻した





「あれれー?
どうしたのかな?」

ゲヘヘと笑いながら、私達の顔をベロを出しながら見る



「怖くて手も出ねぇのかよ!

なっさけねぇな!」


「全くだぜ!

なぁ?オイ」


その瞬間、頭に激しい激痛がはしった
私は、グラッと倒れる




「紅!!



てめぇら」

倒れこんだ私を見て、総悟は男達を睨んだ




「おうおう

どうしたのかな?」
総悟を無視し、倒れた私の髪を
引っ張る


「おい!何とか言えよ!!」
そう言って思いっきり、頭を地面に叩きつけた
私は、うっすら空いた目に映ったのは男の背後で光る刀




『だめ…総悟。』
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ