ハイキュー夢
□第1話
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と、その前に・・・
俺は助っ人の2人に体を向け頭を下げた。
泉/関「「Σ!?」」
『今日は助っ人に来てくれてありがとう・・・』
翔陽も俺に続き慌てて頭を下げる。
翔「Σ! オレからもありがとう!!」
泉/関「「Σ!?」」
関「やめろ//!照れる//!!」
泉「俺達、一足先に大会終わっただけだし//;」
そう、こいつらはこの前自分達の大会が終わった。
こいつらの分まで頑張らないとな・・・
そんな事を話していると小言が聞こえてきた。
"ほら、あいつらだよ。雪ヶ岳中学って。"
"あ〜‥‥‥一発目から北川第一と当たる可哀想なチームだろ?"
"あ、でもあの身長高い奴が居るから、意外にいけるかもな・・・"
"いや、あいつだけ出来ても他がな〜
てか、あいつデカすぎねぇか?;"
"あぁ;"
ふざけんなよ・・・
"おいっ!噂をすればだぞ!!"
どうやら、その北川第一が来たようだ。
『翔陽。どうやら対戦校が来たようだぞ・・・』
俺は翔陽にそう言って北川第一を見た。翔陽も俺と一緒に視線を向ける。
そのチームは結構な威圧感があった。
『(へぇ〜‥‥結構デカい奴もいるんだな・・・・ん?あいつ・・・)』
俺はそんな中で、気になる奴を見つけた。
"おいっ!あいつだろ!〈コート上の王様〉って言われてる北川第一影山 飛雄"
『(コート上の王様?)』
さっきの話が聞こえたのか、影山は小言を言っていた奴等をギロッと睨み、体育館内に入って行った。
さっきの睨みが相当怖かったのか、翔陽達がいつの間にか俺の後ろに隠れていた。
関「こ、こぇ〜あいつ;」
泉「う、うん;・・・それよりも、もうそろそろアップしとかないと。ね、翔ちゃん。」
泉が声をかけるが返事がない。
『翔陽?』
ぐゅるるる‥‥‥
「「『Σ!?;』」」
翔「うっΣ!ちょ、ちょっとトイレ行ってくる!!」
相当怖かったのか、緊張で翔陽はトイレに駆け込んで行った。
関「大丈夫かよ、あいつ;」
泉「翔ちゃん;」
『はぁ〜‥‥;』
泉/関「「翔陽/翔ちゃん;;」」