ハイキュー夢
□第3話
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ーーあの試合から数ヶ月
翔「名前!早く行こうぜ!!」
『分かってるから;そう急ぐなよ;』
俺達は今、自転車に乗り、坂を上っている。
何故なら今日俺達は、〈烏野高校〉に入学するからだ。
翔「名前!入学式終わったら、早速入部届出すぞ!!」
『はいはい。分かったから、とにかく落ち着け;』
ーーー烏野高校前
『来たな。烏野‥‥‥』
翔「‥‥‥‥おぅ!」
各自の自転車を指定の位置に置き、一緒にクラス表を見に行った。
ザワザザ
"見て!あの人!"
"ヤバッ!メチャクチャかっこよくない!?"
クラス表を見に行くまで、周りの視線がとても気になった。←(主人公はとて無自覚である)
『(何なんだ?俺、そんなに変か?)』
翔「(名前、絶対分かってないだろうな;)」
翔陽は今までも名前がモテていたため、さすがに慣れているようだ;
翔「なぁなぁ名前。オレ、何組なのか、見てくれ。」
『日向‥‥‥‥‥日向ッと。あ、あった‥‥‥ぞΣ!!』
翔「? どうかした?」
『‥‥‥‥‥‥い、いや;何も。(まさかな;うん。‥‥‥‥‥いやでも、もし"アイツ"なら、面倒なことになるぞ;)』
翔「? で、何組?」
『あ、あぁ。お前は2組だ。』
翔「!名前は?」
『俺は1組だ。』
翔「えぇ〜!名前と一緒が良かったのに〜」
翔陽は頬を膨らませ、ふて腐れた。
『クスッ そうふて腐れるな。隣のクラスなんだから、何時でも遊びに来い。』
俺はそう言って、翔陽の頭を撫でた。
翔陽は嬉しそうに笑い教室に入って行った。
その時、あの時感じた面倒なことが当たるとは思ってもいなかった‥‥‥‥