ハイキュー夢
□第１話
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「バレーボール(排球)」
コート中央のネットを挟んで2チームでボールを打ち合う
ボールを落としてはいけない
持ってもいけない
3度のボレーで攻撃へと"繋ぐ"球技である
ーーー目の前に立ちはだかる高い高い壁
その向こうはどんな眺めだろうか。
どんな風に見えるだろうか。
"頂の景色"
独りでは決して見ることの出来ない景色
でも独りではないのなら、見えるかもしれない景色ーーー
ｽﾞﾄﾞｯ！
"ナイスコース!!"
ーー市民体育館ーー
〈中学総合体育大会 男子バレーボール競技〉
翔「人がいっぱいだ〜！体育館でけぇｯ〜！
そしてエアーサロンパスの匂い!!」
エアーサロンパスの匂いって………
今日は俺とこいつ"日向 翔陽"が率いる雪ヶ岳中学男子バレーボール部の初公式戦だ。
『(……てか、エアーサロンパス臭い)』
泉「翔ちゃん、一旦落ち着こうよ；」
こいつは"泉 行高"元バスケットボール部だ。
そしてーー
関「お上りさんかよw」
こいつは"関向 幸治" 元サッカー部だ。
バレー部でないこの２人が何故居るのかというと、俺らと１年合わせて6人しかいないからだ。
流石に交代選手が居ないとキツイ。
そうして、翔陽から頼み込んだのが、この２人だった。
翔「だ・・・だって、ちゃんとした大会初めてだから・・・」
『・・・』
翔「３年目にしてやっと・・！やっと・・・！ｸﾞｽﾞｯ」
翔陽・・・
『(翔陽の気持ち、分からなくもない・・俺だってワクワクしてる)』
俺は、はしゃいでる翔陽の頭を撫でながら、頑張ろうな伝えた。
翔陽はﾆｶｯと笑い、おぅ！と言った。