*夢*
□修行とは
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「では、これから修行を始める!」
「押忍!!」
「ってアレ?名無しさんは?」
カカシは辺りを見渡す
「それが、家についた途端どっか行っちゃったんだってばよ」
ナルトやれやれと両手をあげる
「酷いな。ここにいるよ。」
「「!?」」
「うぉぉおえあぁあ!?」
「やぁ名無しさん。修行お疲れさん♪」
「まだやりたいことはたくさんあるんだけど。」
そろそろ時間かと思い帰ってきたのだと名無しさんは続ける。
「あぁ、今から皆で修行だ。
っていっても、もう名無しさんには必要ない修行かな?」
「………じゃあ私は私の修行をしていい?」
「まぁいいけど、話き聞いといてよ」
名無しさんは小さな溜め息をつくと、「どうぞ」と言った
「と…その前に、お前らの忍としての能 力、チャクラについて話そう」
「?あのさ!あのさ!ャクラってなんだ ったっけ?」
「………。」
ナルトを呆れたようにみるNAME1##
。
「アンタそれでよく忍者やってるわね!学校で何習ってたのォ!?」
殆ど出席しない名無しさんも、シンヤから教えてもらっていたためチャクラに関しては流石に知っていた。
「木登りー!!?」
「そうだ…」
「…そんなことするわけ?」
名無しさんのそんなこと、とは基礎すぎて話にならないということだった
「そんなことやって修行になんの?」
「まあ話は最後まで聞け」
「手、使わないんでしょ」
「その通り。」
「そんな、どうやって………」
「じゃ、名無しさん。お手本ね。」
「嫌よ」
「え。」
あからさまに嫌そうな顔をする#NAME1##に頼むよ俺怪我してるし…
としつこく頼むカカシに折れたのか、
印を結ぶ名無しさん。
そして木を登り始めた。
「登ってる……」
「足だけで垂直に…」
その後、木の枝の下に立つと
「もういい?」
と言った。
「上出来だ。
チャクラを足の裏に集めて木の幹に吸着させる。チャクラを上 手く使えばこんなことも出来る」
綺麗に着地した名無しさんは近くの木の前に座るとチャクラを練り始めた。
ナルト達は修行にとりかかったようだった。