*夢*

□波の国
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さて、隠れてらっしゃる敵さんをどうしましょうか。





「!!なに!?」






なに!?じゃないでしょ。





私も便乗して手を出さないでおこう。












「え!!?」




「な…なんだァ?」




「!」







「1匹目。」





名無しさんはカカシがやられるところをそれはまぁ冷めた目で見つめていた。









「キャー!!」



「カ…カカシ先生ェ!!」




あ、うずまきくん危ない。


「!!!」






「2匹目。」







あ、うちはサスケ。








あーっと言う間に敵さんを片付けちゃったうちはサスケ。






「ナルト…助けてやらなくて悪かったな。ケガさ しちまった。 ……お前がここまで動けないとは思ってなかっ たからな。 とりあえずサスケ、よくやった。サクラもな…」




「……その言い方。」




うずまきくん可哀想じゃない。









「ハァ……名無しさん、ナルトをどうして助けてあげなかった?」




「私が手を出す必要はない、と判断したからです。」






「ただ怖かっただけだろ」






と、うちはサスケ。








「……勝手に言ってろ」






あとですげぇー強敵にあって腰抜かしても助けてやんない。






「よォ、ケガはねーかよビビリ君」







どうしてコイツはここまで……!!







思わず刀を抜きそうになる。




カカシセンセイに止められたけど。









「こいつらの爪には毒が塗ってある。お前は 早く毒ぬきする必要がある。 傷口を開いて毒血をぬかなくちゃならない」








おっと、私の出番か?







「タズナさん」


「な…なんじゃ…!」





「ちょっとお話があります」









「こいつら霧隠れの中忍ってとこか…。こいつらはいかなる犠牲を払っても戦い続けることで知られる忍だ」








「…なぜ我々の動きを見きれた」






「…このいい天気に水溜まりなんてあるわけないでしょ。」





「ま、そういうことだ。」







春野さんが驚いたようにこっちを見たのは気のせいかな









「あんたそれ知ってて何でガキにやらせた?」






「私がその気になればこいつらくらい瞬殺できます…が…私には知る必要があったのですよ。
この敵のターゲットがだれであるのかを…」









「………おじさんなのか、私達の誰か、なのか…」






「これだとBランク以上の任務だ…。依頼は橋を作るまでの支援護衛という名目だったはずです」




あ、そうなの?知らなかった







「……。」






「敵が忍者であるならば…迷わず高額な【Bランク】任務に設定されてたはず…。 なにか訳ありみたいですが依頼でウソをつか れると困ります。
これだと我々の任務外ってことになりますね」






「この任務まだ私達には早いわ…やめま しょ!ナルトの傷口を開いて毒血抜くにも麻酔がいるし里に帰って医者に見せないと」







「んーー」


「……。」



「こりゃ荷が重いな!ナルトの治療ついでに里へ戻るか」








うずまきくんの治療くらいなら此処でできるけど帰れるならそれほどいいことはない。










ザク!!!










「……あらら」



うずまきくんは思い切り左手にクナイを刺した。






「ナルト何やってんのよアンタ!!」









「オレがこのクナイで……オッサンを守る。 任務続行だ!!!」













……かっこいいじゃん?
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